短縮固定と伸張固定
さて、
今日は治療の原則の1つについてお話しします。
タイトルからいきなり難しそうな言葉がでてきましたが、
簡単に言うと筋肉が縮んでいるのか、伸びているのかということです。
図解引用:アナトミートレイン
そして、
一般的に伸びている方が痛みをともないやすいのです。
しかし、治療が必要なのは短くなっている方です。
背中が凝っていると、揉んでもらうと気持ちいいですよね。
が、その瞬間は良くてもすぐ戻ってしまう。そんな経験をしてる方も多いのではないでしょうか。
例えば、猫背の方
背中が伸ばされて、前(胸の筋肉)は縮んでいます。
図解引用:ボディーナビゲーションムーブメント
この場合、いくら背中ばかり揉んでいてもなかなか改善しないのはこういった原因があるからです。
もちろん、
前後の関係だけではなく、上下、左右など考えられることはたくさんありますが、
身体をみたときに、この伸びている部分と縮んでいる部分を見極めなければなりません。
昨日初めて来院された
Nさん
ここ数ヵ月腰痛で前屈すると腰椎のあたりが痛いとのことでした。
いろいろ調べた結果右の股関節に原因があったようで、ここを調整すると前屈もすんなりいくようになりました。
全く腰は触られてないのに痛みが改善したことに驚かれていましたが、
理屈は上記なようなことで説明がつきます。
姿勢改善サロンRoots
では様々な視点から身体を診ています。
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